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16世紀後半におけるバスク人の捕鯨の中心的な基地だったらしい地域である。1978年には、1565年に沈んだと考えられるスペインのガレオン船(16世紀半ば~18世紀ごろの帆船の一種)が Red Bay 湾から見つかった。
また、16世紀に建造された chalupa と呼ばれる長さ8mの短艇も海底から見つかっており、保存状態がよく貴重なものの由。これが Red Bay National Historic Site の Visitor Centre に展示されている。
バスク人の捕鯨については、このサイトに詳しい解説が掲載されている。
このあたりは平坦な場所ではあるが高山植物が見られるなど、高緯度な地域の特徴を数多く有している。 bakeapple や、harebell などが見られ、bakeapple はジャムとして土産物になっている。ただし、それほど美味しい訳ではない。

町の郊外にある岩山。頂上に向かってトレイルがのびている。

町の教会

Red Bay National Historic Site の Visitor Centre。建物の中には、展示物がある。有料。

近くのレストランでの昼食。ほとんど何も店はないが、レストランはあった。 店内には観光客はほとんどおらず、近くで働いているような人が多くいた。


町中の風景。

浜辺の風景。




港には、漁業施設のようなものがあったが、あまり使われていない様子。


港の水底には、ウニがたくさんいた。 web で調べたところ、ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州では漁期などが設定されているので、全く獲らないわけではなさそうだが、この辺りの人が食べるわけではなさそう。

湾内には島が浮いており、家が建っている。普通の家ではなく、軍事用の施設かも。



湾内には、かつて難破した船の残骸が横たわっている。


遠方から見た湾内の眺め。


Red Bay の町の看板。北側の入り口のもの。

州道510号線の舗装は Red Bay までとなっており、そこから先は、砂利道となっている。

砂利道とは言っても、平坦性は高く、日本の山にある未舗装路のようにデコボコ道というわけでもないので、比較的走りやすい。
Red Bay のきれいな写真はこちら。
こちらにも写真あり。
Red Bay Heritage Group という団体のページに、この町の歴史についての情報あり。
Labrador 全体の観光情報などのサイトにおけるこの町の紹介のページは以下の通り。
http://www.ourlabrador.ca/member.php?id=20
http://www.labradorstraits.net/home/19
http://www.labradorcoastaldrive.com/home/81
http://www.labradorcoastaldrive.com/home/35
Wikipedia の記事はこちら。
http://en.wikipedia.org/wiki/Red_Bay,_Newfoundland_and_Labrador