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この地域の名前 Prince Edward とはジョージ3世の四男で英領北アメリカ軍総司令官であったケント公爵エドワード王子(Prince Edward Augustus, Duke of Kent)の名に由来する(出典:Wikipedia)。
郡(County)という名前がついているが、その内部に市町村などの自治体はなく、単一層自治体である。オンタリオ州内には、このように歴史的な経緯から郡(County)の名称を有しているものの単一層自治体となっている地域がいくつかある。
地域の中央を貫く州道33号線を Loyalist Parkway と名付けてルートマップや道路標識の整備が行われている。
Loyalist Parkway という名前は、米国の独立戦争後の1784年からこの地に入植した王党派(Loyalist)の入植地をこの道が辿ることから名付けられたもの。1984年に英国エリザベス女王により公式に開通された。


Prince Edward County は西側のごく一部で本土と繋がっている以外はオンタリオ湖に浮かぶ島のような形となっており、東側ではフェリー(Glenora Ferry)によって Kingston 方面と結ばれている。
本土と繋がっている部分も Murray 運河が通っている。運河はほぼ直線で8Kmの長さを有し、西側はオンタリオ湖側に抜け、東側は Quinte 湾を結んでいる。
運河を横断するのが Carrying Place Swing Bridge。大きな船が通るときには橋が回転して船を通すようになっている。

道沿いのアーモンド?の木

Loyalist Parkway 沿いには、bloomfield などの町があり、アンティークショップなどがいくつか立ち並んでいる。





Bloomfield から Loyalist Parkway を外れて南に向かうと Sandbanks 州立公園がある。
郡の中心部である Picton の町は、東側に寄った地域にある。



Picton の郊外 Prine Edward County 側のフェリー乗り場近くには、Lake on the Mountain という州立公園がある。文字通り小高くなった丘の上に湖があり、そこからセントローレンス川を見下ろすと、水位の大きく異なる二つの水面を同時に見ることができる。



Glenora Ferry についての情報はこちらを参照。フェリーは無料で、昼間はおおむね15分ごとに出ている。




フェリーで川を渡るとカナダ本土。セントローレンス川沿いの道を Kingston に向かって走る。



セントローレンス川沿いをしばらく走ると Loyalist Township の町に入る。1998年にいくつかの町が合併してできた町で、この町の名前自体はその際につけたもの。
セントローレンス川に浮かぶ Amherst Island もこの町の一部。島へは Loyalist Township のコミュニティの一つ Millhaven から町が運営するフェリーで渡ることができる。フェリーは朝から夜中まで1時間毎に出航。所要20分。車一台8加ドル。
一旦内陸部に入ってから Kingston の町に入る。

観光案内のページはここ。
日本語での旅行案内はここ。
プリンスエドワード郡についての Wikipedea の日本の記事。
参考となる個人のページ。
http://www.okirakusyuhu.com/travel/overseas/toronto/pec.html
http://www.bitslounge.com/a03_travel/2004/1020_prin_3.html
http://www.countypodcasting.ca/2008/01/heads-up-no-car.html
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