Sudbury

オタワからの距離490Km。所要5時間。

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Sudbury の町の周囲は、サドバリー隕石孔(Sudbury Basin)と呼ばれる地形となっている。
この隕石孔は、20億年前に直径10Km程度の隕石が衝突してできたと考えられており、幅100Km、奥行き15Kmの大きさとなっている。隕石の衝突により形成されたと考えられている鉱床があるため、ニッケルなどの鉱業が盛んである。この隕石孔は、現在知られている中では世界で2番目の大きさの由。

現在では、煙突などから大量の煙が出ているという状態ではないが、1970年代にはこの地域から年間180万トンの硫黄酸化物を排出していたらしく、鉱山付近は酸性雨による汚染のため、森林が無くなり湖の魚も死滅したらしい。ホームページによれば、現在の大気汚染の程度は、トロントやハミルトンより改善しているとのこと。


町の入り口
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町の周辺は、様々な色をした岩山が多い
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街中には、独立塔の煙突としては世界一高い381mの高さを誇る Inco 社の Superstack がある。Inco 社は、ニッケル生産を中心とする非鉄金属の鉱業会社で本社はトロントにある。ニッケルの生産量では世界第2位。Inco 社についての日本語での情報はこちら(PDFファイルが開きます)。
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遠景
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煙突近くの用水路の水路は何となく金属色
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Dynamic Earth という鉱山の廃鉱道を利用した体験型の展示施設がある。その建物の外にそびえるのが Big Nickel という大きな5セント硬貨。高さ9m。
Dynamic Earth の見学者は、採鉱用のエレベーターに乗って地下21mまで潜り、採掘作業のデモを見学できる。
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Dynamic Earth と同じ母体が運営する科学館が Science North。この建物は、カナダでは有名な日系人の建築家 Raymond Moriyama が設計した建物。Moriyama は、在京カナダ大使館の設計や、オタワの戦争博物館の設計も行っている。Moriyama についての詳しい情報はこちら(PDFファイルが開きます)。


郊外の道
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North Bay との間で見た貨物列車
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Soult Ste. Marie との間で見た貨物列車
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郊外にあった何かのオブジェ
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ウェンディズ
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隕石孔についての解説
 http://kumano.u-aizu.ac.jp/PlaGeoNews/Site01/PDFs/PlaGeoNews05_1.pdf
 http://star-minerals-jp.com/trip_ont.html

サドベリー鉱山100年記念切手についての解説
 http://www.gsj.jp/Pub/News/pdf/1986/05/86_05_07.pdf

公式サイト
 サドベリー市
 観光公式サイト
 Rainbow Country
 North Ontario Region

カナダ政府投資誘致のサイト(日本語)

個人の旅行記
 http://torontonikki.blogspot.com/2007/07/orillia-sudbury-2.html
 http://wanderphoto.com/blog/2006/12/07-142604.php

Wiki
 Greater Sudbury
 サドバリー
 Sudbury Basin
 サドベリー隕石孔 
 Inco Superstack
 Raymond Moriyama
 レイモンド・モリヤマ

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