オタワ発　カナダドライブ旅行: Sprague / Middlebro

オタワから1,988Km。

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Sprague と Middlebro はともに、Piney 郡（Rural Municipality of Piney）に属すコミュニティの一つ。マニトバ州で最も東に位置するコミュニティである。
Sprague という町の名は、1885年頃この地に木材の会社を興した英国人 Dan Sprague の名前からとられたもの。1900年には鉄道が開通し、米国 Warroad 経由でオンタリオ州 Thunder Bay などの町と結ばれた。
Middlebro ではカナダ国鉄が砂利を採取していたことから、かつては Gravel Pit と呼ばれていた。

この地域を通るマニトバ州道12号線は米国ミネソタ州まで通じており、Sprague には24時間営業の税関や免税店がある。国境の向こう側の米国の町は、ミネソタ州 Warroad。
この辺りに特に見るべきようなものはないが、オンタリオ州南部から Winnipeg に向かう際、南側のオンタリオ州道11号線を通って米国経由で行く場合、Sprague で入国してマニトバ州道12号線を通るのが最短ルートとなる。
米国 Minnesota を経由して Manitoba 州 Winnipeg と Ontario 州 Thunder Bay を繋ぐ道を Mom's Way として観光情報などの提供が行われている。その中での Sprague の紹介はこちら。

Piney には、米国ミネソタ州との間で国境をまたぐ空港（Piney Pinecreek Border Airport）がある。カナダと米国との間で国境をまたいで設置されている空港は全部で3カ所あるが、ここが最も古い。ほかにカナダ米国国境をまたいでいる空港は、Coronach/Scobey Border Station Airport（サスカチュワン州とモンタナ州）、Avey Field State Airport（ブリティッシュコロンビア州とワシントン州）である。

近くには、Lake of the Woods に突き出た半島 Buffalo Pointがあり、Buffalo Point First Nation や Buffalo Point Resort がある。

米国側から見た Sprague の入国管理施設。